イズマエル・パエズ、秋田に感謝!
8月の「DREAM MATCH 2002」では華麗なトリックショットで会場内をわかせてくれたイズマエル・パエズ選手(メキシコ)。
モローの愛唱で親しまれ「マッセの達人」「2000年世界選手権準優勝」とい言う実力を持ちながら「あまり彼のプレーを見た事がない。」「知らない。」と言った方も多いのはないだろうか。
しかし、秋田県では「彼のことを知らない人はいないのではないか。」と言えるほどちょっとした有名人なのだ。
その理由は、昨年の8月秋田県で開催されたスポーツの祭典「秋田ワールドゲームズ」にあった。
利川章雲選手と対戦する1回戦直前に突然の胸の痛みで倒れてしまい無念の不戦敗。
搬送先の病院での診断は心筋梗塞で3週間の入院が必要とのこと。
そして、治療費はなんと450万円。パエズ選手はメキシコ人のため医療保険はもちろん適用されない。
試合の合間をぬって駆けつけたジャネット・リー。
(秋田ワールドゲームズ9ボール女子ゴールドメダリスト)
DREAM MATCH 2002での美しい笑顔と華やかなプレースタイルに魅了された観客も多いはず。しかし、彼女は心までもがすばらしかった。
彼女はパエズ選手の状況をみて「心配しないでゆっくり治して。」と一言。
その他のワールドゲームズ参加選手と秋田のすばらしいボランティアスタッフの力をかりてテレビ、新聞で募金を呼びかけた。
その結果、秋田県の人々の誠意は治療費を上回る520万円と言う結果でパエズ選手はもちろんその他の選手にも感謝と感動の涙をこぼさせたのである。
それから、1年。完全復活をとげたパエズ選手は、8月16・17日「ワールドゲームズ1周年記念イベント」参加のために秋田県を再訪。かばん一杯に詰められたメキシコのお土産を持って県庁とお世話になった病院を訪れた。
「ボランティアの方々を含め皆さんには大変お世話になって心から感謝している。私は今とても元気。プレーを通してこのことを皆さんに伝えたい。」とうっすら涙を浮かべ笑顔でコメントした。
この模様は、近々BW「BNN」のコーナーで放送予定です。お楽しみに。
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