7月18日



NA 8-Ball OPEN 日本予選(2)


高橋邦彦vs奥村健


 次回のスカイ・Aビリヤードウェーブは『NA 8-Ball OPEN 日本予選』から、 勝者決勝『高橋邦彦vs奥村健』の対戦をお送りします。

 IPTノースアメリカン8ボールオープン本戦へのチケットは全部で2枚。 その1枚目を賭けてのゲームは、日本が誇る世界チャンピオン同士の戦いとなった。 1994年、日本人として初めての世界選手権制覇を成し遂げた奥村健プロと、1998年、 日本人2人目の世界選手権覇者となった高橋邦彦プロ。かつてプールの本場アメリカを、 そして世界を揺るがした2人が再び頂点を目指し激突する!

   ここまで負け無しの両者。今回のトーナメントは「ダブルイリミネーション (一度負けても敗者同士のトーナメントへ回ることが出来る)」ルールを採用しているため、 1度負けてももう一枚のチケットを賭けて戦う事が出来る。だから選手にとってはある程度 余裕がある、のかと思いきや、それは全く逆。敗者側に回る事、それは"地獄"とも言える 連戦が待ち受けているという事。選手にとって、どうしても避けたい最悪の出来事なのだ。 決勝を前に重苦しい雰囲気が漂う。この1戦で決めたいという両者の気持ちが、勝利を分ける 重要な要因となるのは間違いないようだ。



 
高橋 邦彦
(第29期生)
1969.3.4生
'96 ジャパンオープン 優勝
'96 北陸オープン 優勝
'97 北陸オープン 優勝
'97 全日本選手権 優勝
'98 世界選手権 優勝
'98 アジア競技大会9ボールシングル 銀メダル
  アジア競技大会8ボールシングル 銅メダル
  アジア競技大会8ボールダブルス 銅メダル
'00北陸オープン 優勝
'02全日本14--1選手権大会 優勝
'03北陸オープン 優勝
'05アジア9ボールツアー第3戦 3位
かつて“タイガー”“ブラックベルト”と恐れられた高橋がアメリカ行きを目指す! 鬼気迫る迫力のドラマの結末はどうなるのか!?


 
奥村 健
(第10期生)
1952.4.24生
'79-'82'93'95'05 全日本プロ選手権 優勝
'94 世界選手権 優勝
'99 ジャパンオープン 優勝
'00 USオープン 準優勝
'02 世界選手権 3位
'04 GRAND PRIX EAST 02 3位
'04 9ボールフェスティバル 準優勝
'04 四国オープン 優勝
'05 全日本オープンローテーション選手権 準優勝
U.S.オープンで果たせなかったアメリカ制覇へ再度のチャレンジ!憧れたプールの聖地にたどり着けるのか?


 ゲームは、重い雰囲気をそのまま持ち込んだようにスローペースでスタート。 高橋プロのブレイクノーインで始まった第1ゲーム、難しい配置にもかかわらず自分のペースを 崩さない奥村プロのランアウトで1-0。8ボールという競技性を考えた場合、 ポジションをどれだけ上手く出す事が出来るか?という事が重大なポイントになる。 「入れ」重視の高橋邦彦プロ。「手球コントロール」重視の奥村健プロ。 イメージで言えばこのようになるだろう。そして大方の予想も8ボールなら奥村プロ有利、 となるだろう。だが高橋プロのポジションが、奥村プロのテクニックにひどく劣っている訳では ない。ただシュート力がずば抜けて突出しているだけで、ポジショニングでも世界トップの テクニックを持っているのは間違いない。それを証明する 「アジアンゲームズ8ボール銅メダル」という実績もある。

 序盤一歩リードするのは奥村健プロ。追いかける高橋プロもじっくりと ボールを落としていく。重いままの雰囲気は変わる事なく最後まで続いていく。 1球のミスがそれまでの行程を粉々にしてしまう8ボール。アメリカ行きの分岐点となるのは 果たして何なのか?じっくりとご覧下さい。



高橋の表情が1球の重要性を物語る!! 奥村は冷静に、着実にゲームを進める!




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