6月18日



MEZZ CROWDNINE CUP 2006(2)
準決勝
- 台湾ペア vs フィリピンペア -


 次回のスカイ・Aビリヤードウェーブは「MEZZ CROWDNINE CUP 2006」準決勝第2試合 『台湾ペアvsフィリピンペア』をお送りします。


呉珈慶&楊清順 A・ガビカ&J・デルーナ


 準決勝第2試合は楊清順、呉珈慶の台湾ペアとアントニオ・ガビカ、ジェフリー・デルーナの フィリピンペアの対戦。日本ペア、韓国ペアの顔合わせもすごかったが、この試合の顔ぶれも すごい。楊清順はアジアンゲームズ、ワールドゲームズで計3個の金メダルを持ち、 2006年のアジアンゲームズでも銅メダルを獲得。呉珈慶は最年少の世界チャンピオンタイトル 保持者。ガビカは2006年のアジアンゲームズで9ボール金メダリスト、8ボールで銀メダリスト。 デルーナは9ボールで銀メダリスト。つまり現在のアジアで最高位の選手3人と 世界チャンピオンとがこのゲームで激突する事となる。 ビリヤードファンなら、この1戦を見逃す訳にはいかないのではないか?


 
楊 清順/ヤン・チンスン
(Yang,Chin-Shuen/台湾)
1978.4.3生
'96 全日本選手権 優勝
'98 '02アジアンゲームズ9ボールシングル 金メダル
'01 ワールドゲームズ秋田 金メダル
'03アジア選手権 準優勝
'03アジア9ボールツアー第1戦 優勝
'04アジア9ボールツアー第3戦 優勝
'05アジア9ボールツアー第3戦 優勝
'05フィリピンオープン 優勝
'05台湾スーパーカップ 優勝
'06アジアンゲームズ9ボールシングルス 銅メダル
'06台湾スーパーカップ 優勝
撞球神童として世界のトップ選手に名を連ねる楊清順。次代のエース呉珈慶をリーダーシップで導く。


 
呉 珈慶/ウー・チャ−チン
(Wu,Chia-Ching/台湾)
1989.2.9生
'04 世界ジュニア9ボール選手権 準優勝
'05 アジア9ボールツアー第1戦 準優勝
'05 世界9ボール選手権 優勝
'05 世界8ボール選手権 優勝
世界チャンピオン呉珈慶。先輩、楊清順のリクエストを見事にこなす姿は圧巻!


 
アントニオ・ガビカ
(Antonio Gabica/フィリピン)
1972.10.2生
'00 モトライト9ボールチャンピオンシップ 3位
'05 アジア9ボールツアー第1戦 3位
'06アジアンゲームズ9ボールシングルス 金メダル
'06アジアンゲームズ8ボールシングルス 銀メダル
派手さではない。持っているハイレベルなテクニックと経験がレイズやブスタマンテに負けない魅力を秘める!


 
ジェフリー・デルーナ
(Jeffrey de Luna/フィリピン)
1984.2.14生
'06 世界9ボール選手権 ベスト16
'06アジアンゲームズ9ボールシングルス 銀メダル
テクニックはもちろんだがブレイクを是非見てほしい!3年後にはブスタマンテを越えるかもしれない!


 試合は序盤から引き締まったゲームとなった。ブレイクはフィリピンペアからとなったが、メダル祝勝会で調整不足のはずの2人が見事なペアリングを見せる。ガビカ、デルーナは共にレイズ、ブスタマンテの陰に隠れて注目度の薄い感じを受けるが、金銀メダリストの実力に嘘はなかった。ブスタマンテにも劣らないデルーナの強烈なブレイク。ガビカの経験、ゲームの組み立てと抜群のボールコントロール。そしてフィリピンならではのスピンが観客を一気に試合に引き込んでいく。

 しかし対戦する台湾ペアは、このフィリピンのロケットスタートに慌てる事はなかった。台湾最強ペアと言えば楊清順、趙豊邦のペアリングと言われる。だが楊清順がリーダーシップを取り、呉珈慶が確実にリクエストに答えていくペアリングも十分最強を名乗っておかしくない仕上がり。

 先行するフィリピンペアとの差を一気になくしていく台湾ペア。そして突き放すフィリピンペア。好プレーばかりが最後まで続いていく。




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